肝心なのは、
できる・できないよりも、
やる・やってみるという
前向きな気持ち
本社工場 工場長
鈴木 俊博
365日、おいしいハンバーグを
責任を持ってお届けする
さわやかでお客様に提供させていただくハンバーグは、すべて自社工場でつくられています。
すこしでもおいしく召し上がっていただきたいとの思いから、365日、毎日製造して、できたてを毎日店舗に届けています。
工場設立から15年が経ちますが、一日たりとも稼働が止まったことはありません。以前はハンバーグも外注でしたが、決してそれまでがおいしくなかったわけではなく、やはり看板商品ですので、自分たちの手でつくって、一から十まで責任を持たなければならない。
そんな思いから工場が設立され、以来、私は責任者として、製造に携わらせてもらっています。
店舗も工場も“思い”は同じ
トラブルを乗り越え、目標を達成する
工場の設立前は店舗で店長業務をしていて、いきなり工場業務になったので、正直何をやるかわからない部分もあったのですが、やっていくうちに「ああ、これは製造業ではなく飲食業なんだ」と思うようになりました。
ただ製品をつくっているのではなく、こうしたらお客様が喜んでくれる、安心してくれる。自分の好きな人、大切な人、身近な人においしいよと言ってもらえる。そういうものをつくるんだ、という思いで、日々皆で仕事に取り組んでいます。
店舗と工場で作業内容はちがっても、思いは同じなんですね。
経験がなかったので最初は多少のトラブルもありましたが、徐々に外注の業者さんから生産移行して、設立半年で全店出荷を達成し、「うちのハンバーグは全部さわやかの工場でつくっていますよ」と言えるようになったときのうれしさは、格別でしたね。
徹底した品質管理と培ったノウハウで
「安全・健康・元気の出るおいしさ」を守る
さわやかの工場には冷凍庫がないんですね。
毎日上がってくる全店舗の発注量を事前に予測し、原料を発注しています。
入荷した素材はそのまま「解凍庫」へ。
ストック無しの製造ラインで生産することで、“できたて”を実現しています。
そして品質を保持するために、毎朝その日に配送する全種類のハンバーグを複数人で試食しています。
「安全・健康・元気の出るおいしさ」を、そうやって守っています。
また、さわやかのハンバーグは牛肉100%で、あとは香辛料が入っているだけです。部位の配合の比率など、改良できるところは限られているのですが、ますますおいしくできるように、日々追求はしています。
年々ノウハウを培ってきたことで、今はお客様に自信を持って召し上がっていただけるものができてきたと実感しています。
MESSAGE
人を判断するときに、能力の高い低いだけを見ても仕方がないと私は思っています。
そして、能力よりも仕事をする上で大切だと考えているのは、「有言実行」です。
口にしたからには、忙しいかどうかに関係なく、きちんとやりきる。
また、できる、できないよりも、何事もやる、やってみる。
そういう前向きな人の方が、さわやかに向いていると思うし、人として成長していくんじゃないかなと考えています。
まずは失敗してもいいからやってみよう、そういう気持ちを学生には持っていてほしいです。